NORの目に映る世界。 NORというフィルターを通すと、こんな風になってしまうんです。 子供の頃は、汚い街だと思ってた。 大人になって、儚い街だと気がついた。 それならいっそ、浮かれて暮らそうじゃないか。 無情な現を嘆きながら。

2012年07月05日

母の手





その手はやわらかく
細く
大きかった

あたしもいつか
そんな手になれるのだろうか










おかあさん
なあに?
おかあさんっていいにおい
おりょうりしていたにおいでしょ
たまごやきのにおいでしょ

おかあさん
なあに?
おかあさんっていいにおい
せんたくしていたにおいでしょ
しゃぼんのあわのにおいでしょ



おかあさん…めちゃくちゃいい匂いだなっwwww

子供目線からおかあさんはこんなイメージなんでしょうかね?
いつもいい匂いがしていそうなお母さんです。


うちの母は、あまり慎ましいタイプではなかったので、料理はとても苦手でした。
掃除も片付けも、出来ればしたくなかったようです。
それでも愛情いっぱいに育ててくれたんだろうなぁという、幼い頃の記憶。

家で母と寝転がってごにょごにょ遊んでいる記憶。
どうやら手遊び歌を教えて貰っているようです。
ふわふわで大きな手。
その手があたしの頬や鼻を行ったり来たりします。
ひやりと冷たい印象です。
末端冷え性でしょうかwww
その手をあたしがぎゅっと握り、くんかくんかするのです。


「おかあさん、おててちめたい。ぽんぽん痛い?」

「ん?痛くないよ」

「ちめたいからびょうきじゃないの?」

「おかあさんの手は、いつもお皿を洗うから冷たいよ」

「ふぅん…じゃあね、おふろであらいな?ぽかぽかだから」

「そうだねーwNORは優しいねー」

「あとね、あとね、おかあさんのおてて、たまねぎのにおいだからきょうはかれーじゃないの?」

「wwwじゃあカレーにしようかなwww」



なんでたまねぎの匂いがしたのかはわかりませんが、そう感じたんでしょうなw
お料理をする前の母の手は、もう既にたまねぎの匂いがしていたようですw


子供が生まれたら、お母さんと呼ばせたいです。
だって、ママってキャラじゃないもの。
どっちかってーと、母ちゃんってキャラw



忙しい時間、この歌を歌うと落ち着きます。

母が歌ったこの歌をあたしもきっと歌うんだろう。






おかあさん
なあに?
おかあさんっていいにおい…


  


Posted by NOR at 00:18Comments(0)