2012年05月09日
Calling You

遠く離れた君と
言葉を交わせるとしたら
まず最初に言うことは決まっている
君の名前を
呼ぶに決まっている
言葉を交わせるとしたら
まず最初に言うことは決まっている
君の名前を
呼ぶに決まっている
彼女の頭の中には携帯電話が存在している。
もちろん、彼女自身が創り上げた、妄想でしかないのだけど。
白くて丸くてなめらかな手触りの携帯電話を彼女はとても気に入り、毎日頭の中で撫でていた。
誰にも知られることは無く、かかってくることの無い携帯電話を彼女は大切に扱った。
バスの中で携帯電話の呼び出し音が鳴り響く。
聴き覚えのある曲。
乗客の誰一人として、携帯をいじる様子は無い。
それもそのはず。
鳴っているのは彼女の頭の中だけ。
携帯を開き、受話ボタンを押す様を想像する。
『もしもし…』
聞こえてきたのは青年の声だった。
見えない電話で見知らぬ相手と繋がった彼女がとった行動は…?
乙一著者「失はれる物語」に収録された「Calling You」
映画「きみにしか聞こえない」の原作となった短編小説です。
大好きなお話の一つで、これが読みたくてこの短編集を買ったと言っても過言ではありません。
もちろん原作を読んだ後、映画も観ました。
どちらも好きです。
非現実的な出来事と出会った少女の恋心や精神面での成長などが描かれていて、読んでいてとても切なくなります。
その他にも「幸せは子猫のかたち」「傷~KIDS~」など、今までの乙一作品とは一味違う甘酸っぱ切ないお話がいくつも収録されていて一気に読めてしまう一冊だと思います。
「傷~KIDS~」に関しては、これも映画になっています。
まだ観ていないのでネタバレコメントはご遠慮くださいwww
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