2013年04月16日
初めてなのに懐かしい感じってあるよね。
君の思い出に
触れた
触れた
一度も行った事の無い場所や
一度も見た事の無いもの
匂いや
音
空気
初めて感じたものが、懐かしいような気持ちになることが時々ある。
彼と一緒になって、そう思うことが増えた。
きっとそれは、あたしの小さな脳味噌が、一生懸命彼に近づこうとして、見た事の無いものを昔から自分の記憶の中にあったものと思い込んで、一瞬にして記憶の引き出しにしまって、また次の瞬間に引っ張り出してるんだと思う。
なんか説明しづらいwww
鎌倉は小町通りの路地裏にあるバー「ミルクホール」
ただ通っただけでは見逃してしまいそうなほど奥まった場所。
店に繋がる砂利道をあたしは昔に歩いた事があるような気がした。
でも、気がしただけw
だって小町通りって、人生で2回目だものw
なんとなく、「知ってるなぁ」って思っただけ。
そういう気持ちって、なんかワクワクするけど同時に寂しくなる。
だって、本当は来た事無いから。
来た事無いくせに、知ってる風な気持ちって、なんか切なくて寂しい。
「昔はミルクホールのマッチがあったけど・・・今は無いみたいだ」
煙草に火を付けながら君が言った。
「いつごろ・・・誰と来たの?」
「・・・さぁ、忘れちゃった」
君は嘘が下手だね。
「女性客が多いね」
「昔からそうだよ」
ほらねwwww
君の思い出は、あたしのもんだ。
君が忘れないように、あたしが覚えておくよ。