NORの目に映る世界。 NORというフィルターを通すと、こんな風になってしまうんです。 子供の頃は、汚い街だと思ってた。 大人になって、儚い街だと気がついた。 それならいっそ、浮かれて暮らそうじゃないか。 無情な現を嘆きながら。

2013年01月10日

身を守る盾となり、刃となれ。





忘れやしない
忘れる事なんか出来やしない

運命だから

忘れられない事が
僕の運命だった










手に入ってから、栞用の紐がボッソボソになるまで読み耽った一冊。
ハードカバーで大き目の本ですが、読み始めると止まらなくて3~4日で読破します。
最近、本を読むスピードが上がってきたように感じます。


さて、この『The Book』という本。
NORが大好きな乙一さんの作品ですが、某有名漫画とコラボってるんです。

『ジョジョの奇妙な冒険』ってご存知ですか?
巷で有名な、"サイボーグ荒木飛呂彦"の漫画です。
荒木飛呂彦、見た目と年齢のギャップが激しすぎて、なんかもう・・・ねw
サイボーグと言う名がふさわしいのではないかとw

詳細は、グーグルトップで「荒木飛呂彦 年齢 画像」で検索&クリック♪



この本はねー、説明がねー、難しいんですよねー。
なんつーか、超能力?を登場人物たちが持ってるんですよねー。
超能力ともちょっと違うんだけども・・・こればっかりは、「ジョジョを読んで理解してくれ!」としか言いようがないわけなんですねー。
ちなみにNORは、ジョジョの奇妙な冒険を知らずにこのお話を読みましたので、小説自体はジョジョを知らなくても楽しめる感じではあるんですけどねー。
知ってればなお良し!みたいな。




舞台は、ジョジョの奇妙な冒険第4部の杜王町で繰り広げられます。
登場人物にはそれぞれ奇妙な能力が備わっていて、自由自在にその能力を操る事が出来るのです。
彼らはその能力を「スタンド」と呼び、能力が備わっている人間達を自分も含め「スタンド使い」と呼びます。
そして彼らは自分達の持つ「スタンド」に、それぞれの能力に適した名前をつけるのです。

『The Book』もその名の一つ。
主人公"蓮見琢磨"の持つスタンド『The Book』
誰にも見えない革表紙の本。
蓮見琢磨の記憶。
生まれる前の、細胞にすらなりえない頃からの、記憶。

この世に産み落とされ、蓮見自身が見、聴き、話し、思い、体験し、経験してきた全ての出来事が革表紙1ページごとに、小説のように書き記されていく・・・。
その能力に彼は『The Book』と名付けたのです。





革表紙の本に記された、母親の死の真相。
母親を死に追いやった男の影。
"忘れる事が出来ない"という悲運を背負った彼。
彼の歩む道に、"幸せ"の二文字は無く、ただただ復讐を誓うだけの日々。
そんな復讐心に追い立てられ、いくつもの罪を犯す。
彼は復讐を果たす事が出来るのか。
そして、彼の前に現れる「スタンド使い」達との戦い。
負ければ、死が待っている。
最後に生き残るのは、誰なのか・・・。




ここまで書くのに1時間もかけてしまったww
いつもみたいに、掻い摘んで説明・・・が出来ないよぅ。
多分、読みすぎたんだなww
読みすぎて、ガッツリ説明したくなっちゃうんだなw

NORの一押し本『The Book』
興味のある方は、アマゾンでどうぞ♪










もしも人類史上、究極の小説があったとしたら・・・
その小説で、人を殺せるかもしれない・・・。  


Posted by NOR at 16:59Comments(0)