NORの目に映る世界。 NORというフィルターを通すと、こんな風になってしまうんです。 子供の頃は、汚い街だと思ってた。 大人になって、儚い街だと気がついた。 それならいっそ、浮かれて暮らそうじゃないか。 無情な現を嘆きながら。

2012年11月01日

薬指の決心





どこかで聞いた

「薬指の決心は思っていたより強烈」

確かにそうだ


なんでもないただの指輪も
薬指にはめてしまえば
繫ぎ止める何かには
なってくれるのかもしれない












いつかこの指輪のことを記事にしようと思っていました。
あたしが彼に、より一層恋焦がれるきっかけになったこの指輪。
今では常に薬指にはまっています。
いつも一緒です。

右手か左手かって?
そんな野暮なことは聞きなさんな。



去年の10月上旬。
逢えない日々が続いたとある夜の事。
少し時間が空いたから、地元まで送ってくれるとの連絡。
その頃はまだ知り合ったばかりで、ただの送りの時間でさえ大事に嬉しく思えていた。
送ってもらった後、無理を言って朝まで一緒に居てもらった。
そういうことはまぁ多々ありましたw
結構無茶苦茶な時間の割き方してくれてたんだと今になって実感wwww
あの時はどうもごめんなさいw


「あ、あたしこれでいいよ。この指輪。いっつもつけてるもんね」

「なにが?」

「指輪の話w」

「じゃなくて、何が"これでいい"なの?」

「誕生日。あたしもうすぐ誕生日なんだ」

「え?なにそれ聞いてない」

「言ってないもんwww」

「もっとちゃんとしたの用意するよ」

「ううん。」

「そんなんでいいの?」

「これがいいの!」

「いいよ、あげるよ。安物だけど」

「え?いいの?ホントに?!」

「ww自分で言ったんじゃんwww」


冗談半分期待半分でおねだりしたところ、あっさりオッケーくれました。
気前がいいなぁと思ったり思わなかったりラジバンダリ(古


「ねぇ、見てよ」

「ん?」

「薬指にピッタリだよ」

「おいおいww」


思えばこのときから、あたしは彼のものになると決まっていたのかもしれない。
あつらえた様に薬指にすっぽりと収まった指輪。
この指輪は、ここにあるべきだったんだ、きっと。

なーーーんてロマンチックwwwwwww

金属アレルギーになんて負けないもん!!!




約一年、この指輪はあたしたちを見守ってくれました。
これから先もずっとそうであってほしい。


「婚約指輪と結婚指輪って、両方必ず用意するもんなのかな?俺知らないんだけど」

「婚約指輪・・・」

「いや、そこポワっとするところじゃないからね、お嬢さんww」

「両方いらないから、今度はそっちの指輪がいい。サイズ違いである方!お揃いがいいから、この前くれたやつと交換して?」

「交換ってwwwwいいよ、両方持っておきなw」


物持ちの悪さで右に出る者は居ないと言われてきたNORが、一番苦手とするアクセサリー所持最長1年を越えました!!
おめでとうっ!!



この指輪では一度も出なかったアレルギーがちらほら顔を出し始めました。
治ってはつけ、発症しては外し、治ってはつけ・・・を繰り返していると、だんだん本人もめんどくさくなって外す事を疎かにするんですね。
そして今、取り返しがつかないとこまで来てますwww
しょうがないから、少しの間治癒に専念します。


こんな時のために、アレルギーが出なさそうな鎖でも買って首からぶら下げておきたいもんですな。







でも、結婚指輪いつか買おうね♪  


Posted by NOR at 11:02Comments(0)