NORの目に映る世界。 NORというフィルターを通すと、こんな風になってしまうんです。 子供の頃は、汚い街だと思ってた。 大人になって、儚い街だと気がついた。 それならいっそ、浮かれて暮らそうじゃないか。 無情な現を嘆きながら。

2012年10月16日

死を生き通す。





死んだのか
そうでないのか
そんな事はどうでも良かった

ただ一つ
伝説だけを残し
それだけは生き続けるのだ









フォト記事を復活させました。
ようやくです。
お待たせしました(ぇ

かつてKING OF ROCK'N' ROLLと呼ばれ、絶大な人気を誇っていたエルビスプレスリー。
彼の死は、世界中の老若男女に衝撃と混乱を与えた。
著者は言う。

『彼は、アメリカそのものだったのかもしれない』

その言葉通り、メディアは突然のキング訃報にも関わらず直後特番を組み、ラジオ局も飽くことなくエルビスの曲を流し続けたという。
レコード店では彼のレコードは売り尽くされ、空も陸もメンフィスへ向かう人々で埋め尽くされた。
そして今も尚、伝説は語り継がれ生き続けている。
それほどまでに人々に愛され慕われたキングの死。
果たしてそれは真実なのだろうか・・・。





エルビス、実は生きてたって知ってました?
あたしは知りませんでしたけどw

棺の中の彼は別人だったとか、蝋人形のようだったとか、奥さんと娘と一緒にショッピングをしていたとか、ジャンクフードを買い漁っていたとかww
死の直後から実しやかに囁かれていた"エルビス生存説"

『擬装死』を図ったキング。

彼は一体何に苦しみ、何を悟ったのか。
なぜ彼は、エルビスプレスリーを殺したのか。


「彼は生きていた」と信じざるを得ない事実をその目で確かめてみてください。














今更?!wwwwww
と笑った貴方は3時間正座してなさい。  


Posted by NOR at 20:29Comments(0)

2012年10月16日

桜の咲く頃に。

彼は最近、あたしに似てきた。
目が垂れているところや、口癖や、表情の作り方。
彼は、あたしの命そのものだ。



7年前、よく晴れた梅雨の頃。
あたしの胸は期待と希望と夢で満ち溢れた。
白黒の、ツルツルとした小さな写真を握り締め、毎晩眺めて過ごした。
このときからあたしの人生は、あたしだけの物ではなくなった。

夏が始まる頃、仕事を変えた。
今までしていた重労働を辞め、飲食店に勤めた。
閉店後、廃棄になる商品をごっそりともらって帰り、夕飯代を浮かせた。
けれど、体は飲食物を受け付けなくなった。
手足はみるみる削げ落ちていった。
けれど不思議と満ち足りた気持ちだった。

夏が終わり、秋を迎える頃。
あたしは21歳になった。
体は、言う事をきかなくなっていた。
相変わらず、食べ物は入れた途端に吐き出された。
野菜ジュースと水で嘔吐感と空腹感を紛らわした。
食べ物を口に出来ない絶望感を人生で初めて味わった。

風の冷たい雪の頃。
うちには暖房器具が無かった。
暖房器具の代わりに、毛糸の靴下とフリース生地のパジャマを買った。
とてもとても暖かかった。

季節は巡り、世界が命で満ち溢れる春の頃。
あたしは自分の体から、自分の人生と命を半分引き剥がし、新たな生命を産み落とした。
自分の分身となる小さな命を。




あたしには、自分に良く似た男の子が一人居ます。
小学校1年生、6歳です。
最近は、とっても生意気になってきました。
帽子がとても似合います。
彼の口癖は「○○なワケ決まってるでしょー?」
意味がわかりませんwww

そんな彼と、突然お父さんになった相方は、とても仲良しです。
毎日一緒に遊んでいます。
子供嫌いだった相方が、唯一心を許した小さな親友。





「ひろくんのこと、おとおさんてよぶ」






彼がお父さんにあげた、一番最初のプレゼントです。




6年前の春。
桜の咲く頃に生まれた彼。
桜の木のように、大きく大きく育ちなさい。
桜の木のように、雄大で立派に生きなさい。





「おかあさーん、ぼくのおならすいっちおしてー♪」




お父さん!!!
変な事教えちゃって、もーーーぅ!!!w  


Posted by NOR at 00:59Comments(0)