NORの目に映る世界。 NORというフィルターを通すと、こんな風になってしまうんです。 子供の頃は、汚い街だと思ってた。 大人になって、儚い街だと気がついた。 それならいっそ、浮かれて暮らそうじゃないか。 無情な現を嘆きながら。

2013年05月20日

陽は当たらなくてもいい。





光があれば
陰があって

表があれば
裏があって

白があれば
黒があって


決して交わる事は無いけれど
いつも平行している

いつも隣にある










「えんのしたのちからもちって、お前知ってっか?」

「え~?それってどんなおもち??」


と答えた幼少時代。
お父さん、馬鹿な娘でごめんねwwwww







今わたし
縁の下で頑張れる人間になれてると思うよ。
自分で言うのもなんだけどね。

支えになれてるんだって
胸が張れるくらいにはなってると思うんだ。

だってね


「お前が居なきゃ死んじまうよ」


って
いってくれる人が出来たんだよ。
それってすごくね?

貴方の娘は
月を照らす太陽のような人に出会えたみたいだよ。









「月なんて綺麗なモンじゃねぇだろ」
ってぶっ飛ばされそうww  


Posted by NOR at 11:54Comments(0)

2013年04月25日

何も心配することなかったw





そのうち嫌でも離れていく
ダメだと言っても離れていく


だから今なんだ
今だけなんだ


親子を築くのは










なぁんだ。
なーんも心配することなかった。




同じ背中してるじゃない。
大丈夫。
どっからどう見ても親子だよw








10年後もその先もきっと、同じ背中。  


Posted by NOR at 11:42Comments(0)

2013年04月16日

初めてなのに懐かしい感じってあるよね。





君の思い出に


触れた










一度も行った事の無い場所や
一度も見た事の無いもの
匂いや

空気


初めて感じたものが、懐かしいような気持ちになることが時々ある。


彼と一緒になって、そう思うことが増えた。
きっとそれは、あたしの小さな脳味噌が、一生懸命彼に近づこうとして、見た事の無いものを昔から自分の記憶の中にあったものと思い込んで、一瞬にして記憶の引き出しにしまって、また次の瞬間に引っ張り出してるんだと思う。

なんか説明しづらいwww





鎌倉は小町通りの路地裏にあるバー「ミルクホール」
ただ通っただけでは見逃してしまいそうなほど奥まった場所。

店に繋がる砂利道をあたしは昔に歩いた事があるような気がした。
でも、気がしただけw
だって小町通りって、人生で2回目だものw
なんとなく、「知ってるなぁ」って思っただけ。
そういう気持ちって、なんかワクワクするけど同時に寂しくなる。


だって、本当は来た事無いから。
来た事無いくせに、知ってる風な気持ちって、なんか切なくて寂しい。



「昔はミルクホールのマッチがあったけど・・・今は無いみたいだ」


煙草に火を付けながら君が言った。


「いつごろ・・・誰と来たの?」

「・・・さぁ、忘れちゃった」


君は嘘が下手だね。


「女性客が多いね」

「昔からそうだよ」


ほらねwwww









君の思い出は、あたしのもんだ。
君が忘れないように、あたしが覚えておくよ。  


Posted by NOR at 01:31Comments(0)

2012年11月16日

心の鍵を開けるには。





その鍵は
どこにある?

心の片隅に
置いてしまってはいないかい?

錆付いた鍵を磨いて
ほら
鍵穴はすぐそこにあるよ

ゆっくり捻ってごらん?
忘れてた何かを
取り戻す事が出来るかもしれないよ

あとは君次第
さあ
光に満ちた扉の向こうへ












人の記憶はやがて薄れ衰えるもので。
とても楽しかった思い出も、歳を重ねる毎に霞んでしまう。
でも、忘れたわけじゃない。
思い出せないだけで。
何かをきっかけにフラッシュバックする事だって少なくないはず。

人は経験を積む毎に、心の鍵を増やしていく。
いつも開け閉めする鍵や、暗証番号つきの鍵。
錆付いて回らなくなった鍵。
折れてもう二度と開けることの出来なくなってしまったもの、投げ捨ててなくしてしまったもの・・・。
扉は増える一方なのに、鍵だけが減っていく。
開かずの間となった記憶は、ドアノブさえ固定されてしまう。


どうして人は、一生分の記憶を持って死んでいけないんだろう。
棺に納める花の代わりにあたしは、生きた証となる記憶を詰め込んで欲しいと思う。
全てを忘れてしまうなんて、あまりにも悲しすぎるじゃないか。
あまりにも残酷じゃないか。
だって、口では語りつくせない程の愛を学んできたのに。
言い尽くせぬほど、愛してきたのに。
来世でも貴方を見つけて愛していけるように、この記憶だけは持って死んでいきたいのに。








この前、ちょっとしたきっかけで相方と『死ぬ事』について話したことがあった。
当然どちらかが先に死ぬ事になるわけだけど、その後残された者達はとうして生きていくんだろう。
最愛の存在を失い、生きる意味は果たしてどこにあるんだろう。
子供が居れば、家族寄り添って悲しみを乗り越える事が出来るかもしれない。
だけどそれも束の間で、いずれは子供も、自分がそうだったように最愛のパートナーを見つけて、寄り添って生きていく。
そうなれば、若かった過去の自分に嫉妬するかもしれない。
いつまでもそばに居られると信じて止まなかったあの頃の自分に戻りたいとさえ思うだろう。
悲しみは膨れ上がる一方だ。
なぜ自分は、たった一人になってまで生きていかなければならないのか。

しかし一方で、死んでいくものは残される者の幸せを願って止まない。
自分が居なくなっても、ずっと心の中で生き続けるから泣くのはおよし。
幸せで居なくてはいけないよ。
笑って日々を過ごしておくれ。
自分はいつまでも、君の記憶に刻まれ無くなることはないんだよ。






そんなの、耐えていけるわけないじゃないか。
君が死んだら、一体あたしに何が残るって言うのさ。
君が居て初めて、出来る事があるんだ。
お願いだから、あたしより先に死なないで。
あたしだって君より先に死んだりしない。






ベッドの上で、君の腕に抱かれたまま、同時に死ぬのがいい。
君が死ぬのは見たくない。
自分が死に行く様も見られたくはない。









もし明日が地球最後の日なら、いつもと変わらずに心ごと抱いて。
と思いながら、あたしは毎晩君に抱かれているんだよ。  


Posted by NOR at 11:46Comments(0)

2012年10月24日

思い出横丁





何度も何度も同じ道を歩いた
見慣れた風景
知っている匂い

それでも何度も何度も
通りたくなるのは

一度だって同じ日はなかったから










山下公園氷川丸前にて撮影。
初めてのデートもこの辺をブラブラしました。

先日、某テレビ番組で横浜特集をやっていたんです。
冒頭は氷川丸前から始まり海沿いを歩きながら『横浜人形の家』に到着。

「うちらも行ったねぇw」

ちょうど1年くらい前でしょうかね。
我々も行きましたよ、『横浜人形の家』
別に何があるわけじゃないんです。
ただ単に古めかしい人形が所狭しと並んでいるだけなんです。
興味が無ければ大して面白くも無い場所なんです。

それをまぁよくもあそこまで面白おかしく騒げたもんだなと、今になって思うわけですなw
あ、でもきっと今行ってもぎゃいぎゃいやれると思いますけど。



そんなことはさておき。
ここ最近思うわけです。
1年でいろんな思い出を作ったなぁと。

相方の仕事柄、ちゃんとした休日など取れるわけも無く、逢えたとしてもほんの数時間だったり数十分だったり。
そんな付き合いだったけれど、思い出は増え続ける一方で。

食事一つ取っても、あたしにとっては一大イベントだったのです。
着る服も悩みました。
化粧だって念入りに。
唯一"女"でいることが出来た場所。
それが許される場所だったんです。



なんの脈絡も無い記事でごめんなさい。
でも、どこかに残しておきたかったんです。

「思い出は、減る事は無い」

と気がついた今日の思いを。



日々増えていく思い出をこの小さな画面を通していつまでも見ていたいのです。
脳が指先に伝える言葉たちを記録していきたいのです。

一つ一つ鮮明に思い出せるように。







てか、横丁ってなにさ?  


Posted by NOR at 12:14Comments(0)

2012年03月21日

押す力ってすごい強いんだぜ。





君が恨めしそうに空を仰ぐから

その背中蹴飛ばして



「はやくいけ」




笑うよ











自由奔放に生きてきたあたしは
自由奔放に生き過ぎてきたことを今更ながら気付き、後悔したわけ。

人並み程度にオイタもしてきたし、真面目に勉強に勤しんだ時代もありました。
が、趣味に明け暮れ定時制の高校すら留年退学する始末。

「今時中卒なんて流行らねぇんだから、高校くらい卒業しとけ」

退学届けを出しに行ったら、数学の出来ないあたしを目の敵にしてた数学の先生が背中越しに呟いた。
あまりにもボソボソ言うから一瞬、空耳アワーかと思ったっつのw
声張れよ、とwwww

そしたら何故か副校長がやってきて言う訳だ。

「いつでも戻っておいで。やり直すチャンスはどこにだって転がってる」

アホかとwww
誰が好き好んで無駄な4年を過ごしに来るもんかとwww
やかましいほっとけボケェくらいの勢いのことは思ってました。
思っただけです、言いませんけど。
ヘタレですけど。





ごめんなさい先生。
やっぱり高校くらい卒業しておけばよかったです。
ちゃんと真面目にお勉強するべきでした。

ワタクシ、27にもなって

「ユダってなに?」

とかわけのわからん質問をしてしまいました。


なに?
じゃねーよwwwww


「何した人?」くらいのことは言えっちゅー話。








数学が嫌いってだけで先生のことまで嫌いになってしまったNORですが、彼に言われた最後の一言は多分忘れないと思います。




登れない壁はない
どんなに高くても、よじ登れないほどの壁が聳えるほど人間の人生ってのは厳しくない
かといって簡単に飛び越えられるほど甘くも無い
絶妙な高さが、絶妙なタイミングでやってくるもんなんだ
登れ
爪が剥がれる程必死でな
そうすりゃ前は見えるもんだ



背中越しの声は、今でも確実にあたしの背中を押してくれるのですよ。
思い悩んだときは、必ずこの言葉を思い出すんですもの。
アンタのどや顔が目に浮かぶわwwwww







先生、葬式行ってやれなくてスマン。
そうなってしまったことすら知らなくてスマン。
知ったのは、あなたが死んだ1年も後だったよ。
あなたはもう忘れてるかもしれんが、あたしは忘れたくても忘れられんのだよ。
数学が嫌いだったことも、あなたを毛嫌いしてたことも。


あなたはあたしの大嫌いで大切な恩師だよ。

どうもありがとう。  


Posted by NOR at 03:50Comments(0)

2012年03月05日

心は足元に表れる





心と足は連動している

浮かれれば軽くなる
落ち込めば重くなる

足は心に忠実である











電車の中の話。
車内もすいてたし、座席も空いてる。
まぁ、座りますよねw


目の前には色んな足が並んでいる。
革靴だったりパンプスだったり、季節柄スプリングブーツなんかでもお出かけしますよね。
今年はサーモンピンクが流行りなんでしょうかね?
車内の足元は年中無休でカラフルですね。

でもね、靴やお洒落に気を使うなら、仕草一つにも気を配りましょうってのを改めて実感したわけです。
生活は日々勉強。
予習復習の毎日ですな。



電車の座席って、多くて7人~8人座れるんですって。
まぁ、座ってる人の体格や荷物なんかでも変わるんでしょうけど。
あの座席、色が一部違う理由を昔聞いたことがあります。
NORは結構人の言うことを鵜呑みにする傾向があるので騙されてるのかもしれませんがwww

端から順に座っていくと、何故か6人程度しか座れないんです。
下手したら5人とかね?
でも、あの色の違う部分に一人座ってから、その脇を埋めるように座っていくと最低でも2人、座れる人が増えるわけです。
不思議ですね。
嘘か本当かは知りませんけどwwwwwwwwwww

でもじゃあなぜ規定人数座れないのか?
簡単です。
皆さん足を開いて座るからです。
たまーにいますよね。
すんごいがに股でふんぞり返って座ってる人。

私ああいう人大嫌いです。
ああいう人は性格もふんぞり返ってるとしか思えません。
お友達にはなれません。




「女子力アップでエクササイズ始めた!」
「つま先で階段上がるとか?w」
「そうそうwww」

前方向女子2名の会話。
女子力語るなら、まずその下着が見えそうなくらい開いてる脚を閉じてから語ろうか。


斜め左眼鏡女子。
フリルのついたブラウスにふわふわのシフォンスカート。
パンプスにもフリルがついてまぁ可愛らしい。
太ももさえ開いてなければ…の話。


「ちょっと!外見るなら靴脱ぎなって!みんな座るところなんだよ!」

お母さん…それは正解!
子供の教育に、他人への心遣いは不可欠です。
ただ、ジーンズだからって許されることとそうでないことがあるんです。

「でもママ、女の子なんだから綺麗に座らなきゃダメー。」

息子さんの方がよっぽど大人だったようですね。
世の男共は、この小さな紳士を見習うように!





見られているいないが問題なんじゃない。
見られているという意識を常に持ち続けることが大切。

ショーガールは、化粧を落としてもショーガールのままOFFを楽しむ。
そんな信念が大事。


高いヒールで膝を曲げて歩くあの子。
脚が長くて背の高いあの子は背中を丸めて下を向いている。

いつも、もったいないと思う。

背が小さいNORは、背の高い女性に憧れる。
ジーンズの裾直しなんかしないで履いてみたいと思う。
足のサイズが小さいNORは、可愛いパンプスを探すのにも一苦労。
キッズサイズで大人デザインは発売されないものか…。






女はいつも見られてる。
男はいつも見られてる。

そんな自意識過剰だっていいじゃない♪
より美しく、よりかっこよく。

そしてあたしはショーガールの信念を胸に、10センチのハイヒールで胸を張る。
その一歩がステージの上であるかのように。
日々、1分1秒が彼女らのショータイムだったように。




いい女の条件は、美しく伸びる足元から。  


Posted by NOR at 14:13Comments(4)

2012年02月22日

F**k Authority





ルールなんか


糞食らえ








むー…
色々悩み倒した果てにたどり着いた結論。











Fuck Authority!!!






にっ♪  


Posted by NOR at 22:09Comments(2)

2012年01月05日

明けました。おめでたい。





同じような
新しいような

清々しいような
寂しいような


地球も一つ年をとりました

さぁ
始まりの幕開けです








遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年も一年よろしくお願い致します。


今年はどんな嬉しいことがあるでしょうか。
一個期待してることがあるんですよ。
年明け一発目、これが確定したらそりゃもうなんつーかね、人生最大級なわけですよ。
今年の年の瀬まで引っ張れるかもしれない大事件です。


しばらくNORはこのネタでニヤニヤしてるかもしれません。
そんなNORを見かけたら、どうぞ生暖かい目で見守ってやってくださいww



  


Posted by NOR at 23:52Comments(0)

2011年12月04日

おかえり。





今宵も貴方に優しいキスを

これから何度
貴方の「ただいま」が聴けるだろう
これから何度
貴方へ「おかえり」が言えるだろう

扉の向こうの貴方の足音が
鍵を開ける合図になるよ



さぁ
今宵も貴方に優しいキスを
私のもとに帰ってくれた
優しい貴方に優しいキスを





この時期は大根が安くなるからいいね
大根って、どんなことしても失敗しないから好きw
いい食材だw

もうそろそろおでんが美味しい季節になるわけだけど、どうもおでんをおかずに白ご飯を食べることが苦手なようです。
そのほかにも、ホワイトシチューと白ご飯が苦手。
でもおでんの出汁で作る雑炊は最高だ!



総じて言いたいのは、ご飯は賑やかに食べるのが一番美味しいってこと。
  


Posted by NOR at 23:56Comments(0)

2011年11月29日

伴侶





お隣、座ってもいいですか?
ええ、構いませんよ


手を繋いでもいいですか?
もちろんです


キスをしてもいいですか?
僕もそう思っていたところです


ずっとここにいてもいいですか?
行く場所なんてここ以外にあるのですか?


お婆ちゃんになってもですよ?
じゃあ僕はお爺ちゃんですね


しわくちゃの手を握っていてください
それすらとても愛おしい






仲睦まじく手を繋いで歩く老夫婦
寄り添って歩く姿は、どんな景色よりも美しく思えるのです。

女は3歩下がって…って関係
あたしはどうも苦手なんです。
それではバランスがどうも悪いような気がして…。

あたしね、歩くのがとても遅いのです。
よく蹴躓くのです。
階段もよく踏み外します。

ですから、隣で手を引いてくれていないととても危なっかしいのです。
彼もそれはちゃんとわかってくれているんでしょう。
いつも手を引いてくれます。
階段も、必ず一段下がって降りてくれます。
彼が一段下がると
目線がすごく近くなります。
お姫様になった気分なのですよ。



皺の数は、自分がもらった幸せの数と同じだと、子供の頃に誰かに聞いたのです。
子供心に、しわしわのおじいちゃんやおばあちゃんは、たくさんの幸せをもらってきたのだと思っていました。
自分もいつか、しわしわのお婆ちゃんになりたい、と。

大人になると、それが大敵になることを知りましたがww



いつまでもいつまでも傍に。
年老いて、耳や目が利かなくなっても、貴方の匂いだけはきっと忘れないでしょう。
私の髪に染み付いた、甘い貴方の香りをいつまでもいつまでも記憶しているでしょう。

しわしわの手を握っていてください。
しわしわの貴方のその手で。  


Posted by NOR at 21:49Comments(0)